まだ衝動で消耗しているの?~ギャンブル脳と会話する変な人~

ギャンブル依存症のあんどれです。依存症と向き合っているうちに脳の声が聞こえるようになってきました。

「理屈なんて必要ない」 その通り

 

私は自助グループに通っています。自助グループでは私がこれまでツラツラとブログに書いてきたような脳の理屈のような事には全く触れません、自分がギャンブルをなぜしてしまったかということもそれほど重要ではないというスタンスです。

このブログでさんざん脳の理屈を書いている私はこれに対して

全くもってその通り!

だと思っています。

なぜならば、

脳の理屈を知ることだけではギャンブルを辞めるという行動は強化されない

からです、昨日のブログで述べた「自己啓発本を読んでもその書かれている内容の行動は強化されずに、自己啓発本を読むこと自体が強化されてしまう」と同じ理由です。

脳の理屈を背景に脳の理屈を知る必要性を否定する、という矛盾ですがね。

 

色々な回復の手段に言及していくとキリがないので自助グループに関して言えば

自助グループが回復に役立ってきた何千、何万という実績がすでにその有用性は証明されていると思います。

自助グループで人が回復していく背景にはそれが脳にとって理にかなっているという理由が存在していると私は確信していますが、それは知る必要がないのです。

むしろ、そんな理屈をあれこれ考えているよりも、素直に自助グループで仲間と出会い喜びや悲しみを分かち合い、ステップを通して回復をしていく。こちらの方がより純度が高くまっすぐに回復に向かうのではとすら思います。

 

ではなぜ私が、それでもブログでこのような脳の話を発信し続けるかというと、私自身が頑固な理屈屋であり自分が回復に向かうためには自分が納得のいくだけの理屈が欲しかったからです。そしてこの考えが自分の中で形あるものになった時に私の中で回復がさらに進んだからなのです。

私と同じ素直になれない悲しい頑固屋が一人でもこのブログを読んで何かの気づきを得て、回復の一歩を歩みだしたなら、こんな嬉しいことはありません。

そんな気持ちでこのブログを書いています。多くの人には必要のない考え方だというのは理解しております。

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