まだ衝動で消耗しているの?~ギャンブル脳と会話する変な人~

ギャンブル依存症のあんどれです。依存症と向き合っているうちに脳の声が聞こえるようになってきました。

「日記の1ページ目」

こんにちはギャンブル依存症当事者のあんどれです。

突然ですが、「今日のあなたは10年後の自分がタイムマシンで戻ってきた自分」というような言葉を聞いたことがありませんか?そして、なんか少しやる気がみなぎってきたような気がするという経験はないでしょうか?

私はハッキリいってこのような瞬間的にモチベーションを上げるだけの空っぽな言葉が大嫌いでした。

だって、考えてみれば陳腐な内容なので結局「そんな気がする」程度のモチベーションしか芽生えないでしょ。こんな気持ちはすぐ消えて行ってしまうんですよ。

 

でも、私はこんな刹那的なモチベーションの高まりで色々な事にチャレンジしては全く継続しない人生を送ってきました。

「日記をつけよう」と思えば最初の一ページ目だけ丁寧な文字で事細かに日記を書いてそれ以降は全く書かないといったような具合です。

禁煙だって今でこそ継続することができていますが、それまでは何十回と「たった数時間から半日しか続かない」禁煙を繰り返してきました。

でも、色々なチャレンジが継続できるようになってきた今になって言えることは「私が特別に自堕落な人間だから継続できなかった訳ではない」ということです。脳の仕組みとして、先述したような一時的なやる気を毎日持続させるという事は不可能なのです。

私は「人が頑張れない」という、それぞれ各個人にとって最重要とも言えるこの課題に「それは甘えだ」とか「本気じゃないからだよ」と言ったような思考停止した回答をする事が嫌いです。必ず、本人の意思を超えた部分に原因があると、そう信じています。

 

そこで今回私が注目したのは、継続できるかどうかは別としてもとにかく

「日記の1ページ目はかける!!」

ということなんですね。蛇足ですが日記の1ページ目はもちろん例えです。

 

だから、この最初のアクションで継続する流れに乗らなければいけないんですね。

その流れに乗る方法というのは、「自分で試しにやってみる」ではなくて「継続できる環境に飛び込む」なのではないか、という事が今日の一番言いたい事です。

 

私は私が経験したことしか語れませんが

禁煙なら「禁煙外来に行く」と「ツイッターで禁煙を宣言する」というのが最初のアクションだったし、禁ギャンブルならば「自助グループに通う」「外来に行く」というのが最初のアクションでした。そして後にTwitterを通じて仲間を作りました。

環境から貰えるやる気だったり強制力というのは自分で自分を律することができるパワーの何倍もあります。

 

この記事の冒頭で紹介したような「名言」や他にも「自己啓発本」などで瞬間的に上がったモチベーションで行動を起こすとき、あなたの「日記の1ページ目」は「環境を変えてみる事」にしてみてはいかがでしょうか。

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