まだ衝動で消耗しているの?~ギャンブル脳と会話する変な人~

ギャンブル依存症のあんどれです。依存症と向き合っているうちに脳の声が聞こえるようになってきました。

自分の生い立ちから考察するギャンブル脳

お久しぶりです。昼間からバッキバキにワインを決めながらの更新です、この土日はとても暑くなるみたいで朝からエアコンをぶん回しております、あんどれです。

先日、Twitterギャンブル依存症仲間に協力をしてもらい「あなたは反抗期がありましたか?」というアンケートに回答をしていただきました。こちらがその結果になります

 

 

この結果について考察するのにまずは対象者を無作為に調べた場合の結果がどれくらいになるのかという事を知る必要があると思ったので、インターネットで何件か反抗期の有無の割合を調べている記事を読んできましたが大体4~5割くらいは反抗期が無い人がいるみたいです。

う~ん、大体同じですねww

つっこみが入る前に言い訳をしておくと、私がインターネットで拾ってきたこの結果の信憑性があまりないという事も私が自分のフォロワーさんに聞いた人数がデータとしては圧倒的に不十分だという事ももちろん自覚しております。それに、私の周囲の依存症仲間はみんな、依存症から立ち直ろうと頑張っているメンツなのでその点でもバイアスがかかっているでしょう。

 

じゃあなんでアンケートとったんだよ!!

 

というツッコミが聞こえてきそうですが、実は私、このアンケートで分母の数が少なすぎるとは言ってもそれでも、圧倒的に「反抗期はありませんでした」がギャンブル依存症の中では多数を占めると予想していたんです。

私がそうだったもので、、、、

私の個人的な考えでは、反抗期というのは「自我の芽生え」だと考えているんです、それまで親の支配下に置かれていた子供が中学生ぐらいから広い世間と接するようになり、親の思い通りに生きていく必要がないことを肌身に感じ、反抗する。このプロセスを経て人は「自分らしく」生きていくのかなと、、、

 

私の話になりますが、私は反抗期がありませんでした、というのも父親が私の中で怖くて偉大な存在として強烈に君臨していたので反抗する勇気がなかったのです、父親には絶対に逆らわない、これが私の処世術として心の奥底まで刻み込まれていたのです。

恥ずかしい話ですが、私は今でも父親が怖いです、絶対に逆らえないし今でも合えば機嫌をとっています、30歳を超えた今でもです。

父親が酷い人間だったかというとそうではありません。むしろ息子のひいき目なしでも人格者だと思います。私が何度となくスリップを繰り返し迷惑をかけ続けてもとうとう私の事を見放すことはありませんでした。

ではなぜ、私と父親の間にこのような関係が生まれてしまったのでしょうか。

私が二十歳をむかえたころ父と雑談している時に父がふと話した事を私はよく覚えています

「俺は子供が物心がつくまでは父親とは怖い存在でなければいけないと考えていた、だから中学校に入学するまでは暴君として存在し、中学校以降からは自主性を尊重しほとんど干渉しなかった」

父は怖い父親を演じていたのです。

そして私は父を恐ろしいと思ったまま中学生になり、そこで突然の放任主義になったため親に反発する必要がなくなりました。

親の抑圧の中で自我を育てる必要もなく、中学生になった私は嘘で親からの干渉を全て受け流すことができたため、自分らしさなどとも向き合う必要もなく育ってきたのです。

 

うまくまとめることができませんが、私はこの「自我とむきあう」というプロセスを経ずに大人になったという事がギャンブル依存症による壊滅的なダメージに繋がった要因の一つなのじゃないかなと考察しております。

 

最後になりますが、私は自分の病気と向き合うためにこのような事を日々考察しております。親のせいだと思ったことは一度もありません、ただただ自分がこのような結果を招いた原因をつきとめ今後の人生に活かしたいのです。