まだ衝動で消耗しているの?~ギャンブル脳と会話する変な人~

ギャンブル依存症のあんどれです。依存症と向き合っているうちに脳の声が聞こえるようになってきました。

ギャンブル依存からの回復方法の再現性

 

今日はギャンブル依存からの回復方法の再現性について書きたいと思います。

再現性と言っても、多くの専門家が日夜研究を重ねても確固たる治療法がないのがギャンブル依存の現状です。ですので、本当の意味での治療法の確立というのは今後も専門家の方にお任せするしかありません。

この記事では私が回復の一歩目を踏み出した時の気持ちを思い出しながら、科学的に証明された「再現性」ではなく、これからギャンブル依存症と向き合う当事者が「私も回復できるかも」と主観的に「再現性」を感じるにはどうすればいいだろうかという事を考えたいと思います。

 

回復のスタートは真っ暗闇の中で一歩踏み出す感覚

ギャンブル依存の克服を決意した私はまず書籍やインターネットでギャンブル依存症に関わる情報を集めました。

するとギャンブル依存の体験談などの情報は多くあるものの、実際に取り掛かれる治療への選択肢というものはあまり多くないことが分かりました。

・入院・通院・自助グループ・ワンデーポートなどの施設に入る

主だったのものはこの4つで、この中から選ぶことになります。(私は既に自力で治すことは諦めていたので自然とその選択肢は私の中にありませんでした)

どの方法も治療として絶対に正解とはいえないのが現状です。それでも私はとにかくこの病気から立ち直るしかありませんでした。効果があるのかないのか分かりませんでしたが、藁にもすがる思いで自助グループとギャンブル外来に行くことをきめました。

それは暗闇の中で道があるかも分からないまま一歩目を踏み出すような心境でした

 

先行く仲間は希望でもあるが遠すぎる光

私はGAで多くの先行く仲間に出会いました。彼らはミーティングのたびに楽しそうにジョークを飛ばしあい「GAに繋がってギャンブルを辞めて本当に良かった」とみんなが笑顔で口にします。そんな彼らの姿は当時の私にとっては希望であったのと同時に遠い存在でもありました。

なぜなら

私はまだまだ借金の問題がどうなるかも分からず、彼らと比べて額も全然大きい。仕事もない、お金がらみの人間のトラブルも抱えている。心の拠り所となるパートナーも失っている、、、などなど言い出したら切りがないですが、要は

抱えている問題が人それぞれ違い過ぎて、彼らが回復したことと私が回復できるかどうかは全く別問題だと感じたからです。

前項の暗闇の例えに戻るならば、「暗闇の中遥か彼方で先行く仲間が小さな光を示してくれているものの、依然として自分の足元は真っ暗なままで彼らが歩んだような道が自分の前にもあるのかどうかは分からないまま」だったのです。

 

私にとっては脳を主体に考えることが唯一の道しるべだった

ここでお得意の脳の話に戻ります笑

私は個人間でこれだけ環境が異なっているのにそれをみんな一緒にして、GAで分かち合いをして治すという程度の理屈では到底納得がいきませんでした。

それでも、多くの書籍を読むうちに脳を主体にして考えていくと驚くほど自分の中で回復への道筋が見えてきたのです。

脳にだって個体差はあると思いますが、生活環境ほどではないと思えました。個人個人の生活の事情を飛び越えた部分で客観性を感じ、この方法なら「私も回復できるかも」と再現性を感じることができたのです。

やっと自分の足元の歩む道が照らされたような思いでした

 

自分の中で納得のいく回答を探す

私が脳について考えたことが正しいから道しるべになったとは私は考えていません。ただ、自分の中で納得のいく方法をみつけ今後の道が私の中で明確になったことは私の回復を大きく進展させました。

また仲間に回復を促すときなどに本人が納得しないまま方法を押し付けるのもあまり効果がないんじゃないかなと思うのでどうやって仲間に「再現性」を示してあげるかという点でも今後注意が必要かなと思っています。

私が正しいとは言いませんが、心とかあやふやな言葉で悩むより、脳を主体で考えるってより客観的じゃありませんか?よかったら私のブログを読み込んで一緒に脳信者になりませんか(宣伝です笑)

読書はいいですよ

過去記事にも書いてますが私がこのような考えに至ったのは多くの書籍のおかげです。

 

gamble-addiction.hatenablog.com

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