まだ衝動で消耗しているの?~ギャンブル脳と会話する変な人~

ギャンブル依存症のあんどれです。依存症と向き合っているうちに脳の声が聞こえるようになってきました。

感覚の麻痺は算数で説明がつく?

いつもの記事は私の経験から私なりの強い確信をもって書いている内容なんですが

今日は最近こういう風に思うんだよなーという感じの内容です

ギャンブル障害の患者は金銭感覚が麻痺しているという表現をよく使いますが、私だって3000円勝ったら凄い嬉しい時期がありました。それがトータルで100万負けを超え、200万を超え、とトータルの負け額が増えていくうちに1万円なんて軍資金にも見えなくなりました。

どうしても1万円しか用意できないときは暇つぶしぐらいの感覚でした。

なんででしょうね、私の収入が増えていったわけではないので1万円を手に入れるための労力も変わってないし、当然物価にも大きな変動はないので1万円で買えるものも変わってはいません。

絶対的な価値が変わっていないのにも関わらず自分の中で価値が下がっていくのは全体で動かしてきた数字に対するパーセンテージが下がっていっているからではないでしょうか。

ギャンブルなどをしない生活であれば、おおむね収入と支出のバランスは一定で、つねに自分の中での1万円の価値が一定であり続け、その感覚は自分の収入に見合っているため良い生活が送れるのだと思います。

一方ギャンブルをしていると、さらに強い刺激を求め続ける結果急速に使用する金額が増えていき自分の中で収入に見合わない金銭感覚を植え付けていってしまうのでしょう。

自分に見えている一万円と他人に見えている一万円は必ずしも一緒ではないのでしょうね。自分の金銭感覚に頼るというのはその程度の正確さしかないということです。でも物価が大きく変わっているわけではないので本当は1万円の価値はほぼ一定なのです

 

煩雑な内容になってきましたが、金銭感覚は自分の中でだけで管理していると気づかないうちに真実から大きく逸脱している事もありえます。みなさん、家計簿などをつけて客観的な数字として見つめなおすことで自分の金銭感覚と照らし合わせてみてはいかがでしょうか、私は回復を目指したときから家計簿をつけていますが今では1万円は多くの可能性を秘めた魅力的な金額です。

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