まだ衝動で消耗しているの?~ギャンブル脳と会話する変な人~

ギャンブル依存症のあんどれです。依存症と向き合っているうちに脳の声が聞こえるようになってきました。

「最強の価値基準」 ピンチはチャンス

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

今日は脳が大好きな私が考える最強の価値基準について話したいと思います。

 

私が考える「最強の価値基準」とは

「意識の方が回答する価値基準を元に行動することこそ価値があると感じる脳を作る」

という事です。ただでさえ分かりづらいのに、私のここまでの記事を読んでいない方はなおさら何を言ってるのかわからないと思います。ブログの構成として貧弱だとは思いますがお許しください。

 

私のここまでの考え方のスタンスというのは、行動を決めるのは脳ですよ、意識なんてのは脳の活動のごく一部でおまけみたいなもので脳と意識は別物ですよ、というものでした。

そこはブレていません。そして脳は日本語も算数も理解できませんよという話もしてきました。ところが意識というのは、日本語も算数も道徳も全部理解できるのです、脳にパワーバランスでは勝てなくてもこの社会を生き抜くための性能は遥かに優秀なのです。

だから、自分の行動は意識のほうに決めてもらえるのが一番いいのです。

ただ、意識だけで脳に勝とうと思ってもそれは無理です。

脳そのものに、「意識の言う事を聞いたら成功するぞ」という回路を形成する必要があります。

もう、卵が先なのか鶏が先かみたいな話で分かりづらくなってきましたね。

そこで、どうやったら脳が意識のいう事を聞くようになるのかという問題が出てきます。私が使う例えで、脳を変えることをプログラミングに例えるというものがあります。(プログラミングはできないのであくまでイメージです、例えに引っかかる方はすみません)

プログラミングしようとするとき、パソコンに日本語で命令はしませんよねパソコンは日本語を理解しないのでパソコンの言語を使用するはずです。

脳にも言語があります。決して日本語でも数字でもありません。神経伝達物質と電気信号です。ですが、みんな自分を変えたいときにはお説教だったり、ギャンブル依存症なら借金額を意識したりして変えようとします。言語が違うので効果は薄いです。

この脳の言語に直接アプローチする方法として、まず薬や手術があると思います。しかしギャンブル依存症や、もっといい自分になりたいという目的の場合にはまだまだこの手段は使えない状況です。

私が脳の言語に訴えかける手段として最有力なのは「反復」だと考えています。(そしてこの反復を維持するには、外的要因に強制されるか、その行動の都度脳に報酬を与えられる環境に飛び込む必要があると考えます)

私を含め、依存症から立ち直ろうとしているみなさんは、自分が作り上げてきた脳の価値観が訴えてくる欲望を、外的要因になどに助けられながら日々「意識が出す回答」をもって跳ね返し、それを反復していることだと思います。

そして喜びを感じることを通して「意識の価値基準」によって行動することが脳内の回路で徐々に強化されていることでしょう

この「意識で行動を決める」という行動パターンが脳内で形あるものとして形成された時、依存症を克服した私たちの未来はどれだけ明るいかと想像するとワクワクします、様々なことに応用がききますからね。

人間のほぼ全ての行動は「脳」に支配されているという事に気づくきっかけとなった依存症からの克服を通して「意識」で行動する人間に生まれ変わる、副題のピンチはチャンスというのはそういう意味でした。

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