まだ衝動で消耗しているの?~ギャンブル脳と会話する変な人~

ギャンブル依存症のあんどれです。依存症と向き合っているうちに脳の声が聞こえるようになってきました。

禁ギャンブルを継続させるには

ブログを書くものとして、前記事から順を追って読まないと分からない構成ってどうなんだろう?と悩みながらも前回からの続きです。

ザックリですが前回までは行動を決める要素の強さは脳>意識であり、脳内で行われる価値判定が大きく関わっていますよーという話を書いてきました。

 

依存症からの脱却だけに関わらずなんですが、行動を継続させていくには遠い未来に大きな目標を作ってそれに突き進むという発想ではなく日々のその行動からちゃんと脳内に報酬をもらえるようにしないと続かないというのが私の持論です。

これは「よくわかるギャンブル障害」という書籍から学んだことですが

ギャンブル障害患者は未来に得られる報酬の価値が一般の人よりも低く感じられる

という事らしいのです。

我々はギャンブルの影響でただでさえ未来の報酬を低く見積もる傾向があるのだからなおさら毎日毎日「ギャンブルを辞める」ことで発生する報酬を受け取ることでこの行動を強化していく必要があるんですね。

「ギャンブルを辞める」=報酬 の図式を作るために出来ることで私が経験した事を紹介していきたいと思います。あくまで一個人の体験した例に過ぎないので必ずしもこれをしなければいけないということではありません。

①「ギャンブルをやめる仲間を作る」

みなさんも経験があるかと思いますが部活でも仕事でも仲間と苦楽を共有して何かを目指すという事には多くの人が喜びを感じると思います。自分の気持ちを分かってもらったり褒めてもらったり、相手によりそってあげたり、どれもそれが出来ていると実感できた時の嬉しさはひとしおです。仲間を作る環境として私が飛び込んだのはこの二つです

自助グループ(私の場合はGA)

ギャンブル依存の対策として一番有名ですね。言いっぱなし聞きっぱなしという緩いスタイルで多くの仲間と出会うことができます。一番オススメです

Twitter

Twitterの世界にも多くの仲間がいて日々お互いに励ましあいながら依存症の克服を目指しています。こちらはギャンブル依存症だけでなく多くの依存症の方の話なども聞くこともできます。プロフィールにアカウントを張っているので気になった方は是非

②ギャンブルをしなくなった時間やお金で少しでも楽しいことをする

まあ時間は一杯できますがお金はあまり使えませんね、私もそうです。

ギャンブル漬けだったときは無頓着だった身なりを少し小奇麗にしたりだとか、このブログのように何かを作ってみたり、今までギャンブルに夢中で関心がなかったレジャーなどに出かけてみる。色々な小さな喜びを積み上げることでギャンブルを辞めることでいい思いをしているという実感を得ています。

とまあこんな感じです。

ただひたすら我慢しているだけだと「ギャンブルを辞めること」=「辛い事」になってしまいますから行動が強化されません。ギャンブルを辞めることは辛いに決まっているんだからと諦めずに自ら行動を起こして脳内の報酬に結び付けていけばきっとギャンブルを辞め続けられると私は信じています。

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